30歳になったので、20代を振り返る

スポンサーリンク
哲学

おはようございます。
黒うさぎです。

「20代でついた差は埋まらない」
誰が言い出したか分からないけど、これ結構正解だと思います。

私は、大学生→製薬企業(週40時間)→漫画家志望(無職)→薬剤師(週20時間)と20代を動き回りました。

一方で、動かない人は本当に動かない。
1つの会社で定年まで働くという旧時代の価値観を維持している。

それは【悪いこと】だと私は考える。
確実に世界観が狭くなる。経済的には良いことだとしても、
人生単位で考えると致命的なミスになる。

 長寿化を恩恵にするためには、古い働き方と生き方に疑問を投げかけ、実験することをいとわず、生涯を通じて「変身」を続ける覚悟をもたなくてはならない。
いま30未満の人には、すぐに給料の良い職に就こうとばかり考えないようアドバイスしたい。じっくり時間をとってさまざまなキャリアの選択肢を検討し、世界について学び、労働市場の未来をよく理解した方が良い。自分のビジネスを立ち上げようとしている人と知り合えば、キャリアの選択肢について視野が広がるかもしれない。この期間は、未来の夫や妻とのパートナーシップのあり方を考える時間にもするべきだ。

人的ネットワークも広げたい。若者たちが多様な経験をする足枷になっているのは、自分と似たような人としか付き合いが無いことだ。人生が長くなれば、人生の途中で変身を遂げることが不可欠になる。いま30歳未満のあなたは人的ネットワークを広げて、自分とまるで違う人たちとつき合おう。

引用:LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

本日は、自分の20代を振り返って
正解だった行動と不正解だった行動を確認し
30代に活かしていきたい。

30代かぁ

人間50年の戦国時代なら

もう老人側ですね

 

10代20代で命を落とす人も多い中

30年間生き残れたことに感謝

 

正解1🏫薬剤師免許を取得したのは正解だった


薬学部は6年制で、18~24歳まで大学に通っていたのですが
薬剤師免許を取得したことは、明確に正解でした。

正社員を辞めたら人生詰むみたいな
謎の妄想があって仕事を辞められない人が多いんですが
私は資格を持っていたため、そのような恐怖が全くなく
2000万でセミリタイアに踏み切ることができました。

そして現在週20時間薬剤師として働いており、
つまり現在進行形で免許の恩恵をガンガン受けているということです。

ホリエモンは資格なんか意味ねぇ!みたいなことを言っていて
それに影響を受けて、私も資格なんか意味ねぇ!と思っていたのですが
今は資格は意味あるから取っとけ!って感じです。

薬剤師は未来が無いとか飽和しているとか言われていたりしますが
たとえ薬剤師にならなくとも免許は役に立ちます。

実際、私は最初は製薬企業で薬剤師とは関係のない仕事をしていましたが
免許取得見込みであることを評価されて採用されたっぽいです。
周りは京大や阪大で、理科大の私は一番阿呆でしたが、
免許とコミュ力のおかげで滑り込むことができました。

子供は望んでいませんが
万が一おぎゃーと生まれた場合は
意味のある資格が取れる大学に進学させたいですね。

大学はめちゃくちゃ楽しかった

生まれ変わっても理科大に行きたい

 

不正解1😇自己改善をもっと早くから始めるべきだった


大学生の頃から投資をしていて、
株式投資ばかりで自己投資を怠ってきました。

最近は時間的にも金銭的にも余裕があるので、自己投資を始めたのですが
こんなにも向上の余地があるのかと驚かされるばかり。

株式投資でカネ増やす暇あったら
自己投資して外見改善したり筋肉鍛えたりメンタル改善した方が
圧倒的にリターンが高いです。

リターンとはカネだけではありません。
モテだったり自信だったり、それによって毎日が楽しくなることです。

あなたは何のために生きていますか?
それがカネのためなら、哲学が足りていません。
カネは道具であって目的にはなりません。

私は学生時代は何もしなくてもモテたんですが
会社員時代は爪に火を点す勢いで全てを株式投資に回していたためモテなくなり
あの頃、株じゃなくて自分に投資していたら、もっと毎日楽しく生きることができただろう
と妄想します。

今も恋人はいて、手遅れになる前にモテを取り戻したのですが
もっと早くからジムに課金、美容室に課金、眉毛サロンに課金、食事に課金するべきでした。

正解1で述べた薬剤師免許も勉強という名の自己投資のリターンですよね。
自己投資が最強です。

自己投資は自分がしっかりしていれば

必ずリターンをもたらしてくれる上に

奪われたり盗まれたりしない

 

正解2💰2000万円でセミリタイアした


マルクス曰く
資本主義社会における雇われ労働者とは、奴隷です。

詳しくは以下で語っています↓

資本主義とは【隠された奴隷制】であり、労働者とは【奴隷】である

実際、資本家の子供は労せず相続した株式や不動産により
呼吸しているだけで何千万・何億と稼いでおり
この不平等に苛立ちを感じない者は、完成された奴隷と言えるでしょう。

2000万という金額は、資本家と呼ぶには少ない金額ではあるものの
週40時間雇われ労働する屈辱に耐えることができないので、私はセミリタイアに踏み切りました。

その際、現実もネットも反応は様々で
おめでとうございますという賞賛の声もあれば
大企業辞めたら後悔するなどという声もありました

それから2年近く経過した今
後悔の念はマジで一切なく、セミリタイアは正解だったとしか思えない。

自分の選択を正当化しているだけではないか?
と思う人もいるかもしれませんが

客観で考えても週40時間労働が週20時間労働になり
2000万が記事執筆時点で3500万以上に増えているので
明らかに大企業の正社員だった頃より生活が改善されています。

そもそもセミリタイア失敗って意味が分からない。
週4バイトで資産0でも生きていけるのだから、失敗するはずがない。

セミリタイア失敗というコンテンツは
会社員向けのポ〇ノだと思います。

いくらあっても

不安な奴は不安だし

足りてる奴は足りてる

 

不正解2🎨漫画のプロを目指した


18~24までは薬剤師免許、24~28まではセミリタイア
こういった目標をクリアするために必要な期間だったと肯定できますが

28~29の漫画のプロを目指した期間は、時間の無駄でした。
この時間を別のことに費やせば、もっと成果を出せたはず

まぁ、漫画家になれないということが分かったので
あそこで漫画家を目指していたらどうなったんだろうという
もやもやを抱えたまま生きていかなくて済むというのは良いのですが・・・

この経験から学べることは、成功の確率が低いことに挑戦すると
その確率通りに失敗するということです。

漫画のプロで食ってくのは東大卒業するより確率が低いと言われています。

「漫画家志望者が10万人いたとして」
「漫画を描く、いつか描くと口先だけで描かない人が9割いて脱落」
「残りの子達の中で賞が取れるのが1割」
「その1割の中で読み切りを描かせて貰えるのが1割」
「その1割の中で連載を取れる子が1割弱」
「その1割弱の中で安定して連載が続けられるのが1人いるかいないか」

引用:バクマン

ダメで元々の世界に挑戦して、ダメだった

ダメで元々の世界には挑戦するべきではない
こういう学びがありましたね。

今後の人生では、勝率の低いことは避けていきたいですね

黒うさぎさんは

他人に認められることが

不得意ですからね

感情で評価が変わることよりも

株とかテストみたいな

感情の入る余地のない世界の方が向いてる

 

正解3🎨絵を描き始めた


漫画のプロにはなれなかったんですが、絵を描き始めたことは人生最大の正解

私は元々死に怯えていて
どうせ死ぬなら生きる意味とは・・・
みたいな存在不安を抱えていたんですが
絵を描くことでそれが解決されました。

マズローの欲求階層説によると自己実現こそ最高の欲望であり
そこにコミットすることができたので、生きる意味に悩んだりすることがなくなった。

どれだけ成功しても満たされない人がいますが
それは自己実現に至っていないから、と言えます。

ゴッホやラブクラフトは人生に失敗しましたが、自己実現に至っている。
成功するかしないかと自己実現するかしないかは、無関係です。

子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。
と言いますが

私は25ぐらいで絵を描き始めてから不惑に至った。

絵を描くことで、自分の心象風景がビジュアルに表れて
この方向性ね、おーん了解・・・って感じで
一切迷うことなく現実も進んでいける。

私が描いてる絵の
あの飄々とした感じが現実の私に影響を与えて
自分自身飄々とした仙人化が進んでいるように感じて、嬉しい。

上手く言語化できませんが、そんな感じです。

カネ、時間、健康、人間関係、自己実現

どれか1つでも欠けてると満たされない

 

不正解3💻もっと早く短期的快楽を断つべきだった


スマホ、インターネットポ〇ノ、ゲーム、ジャンクフード、ドラッグ、酒、たばこ

短期的快楽を摂取できるコンテンツには依存性があり、
それらに依存すると長期的快楽を追求することができなくなる。

私が会社員時代に非モテになっていたのも
短期的快楽で手っ取り早くドーパミンを手に入れていたので
めんどくさい異性攻略をするモチベが全くなかった、というのも一因としてある。

短期的快楽は手軽にドーパミンをドバドバ出すことができるが
その後、ドーパミンドバドバ状態が終わると落差に精神が蝕まれる。

インターネットポ〇ノで発射した後、自己肯定感爆下がりで鬱状態になっている男は多い。
それが自然だ。もしそうならない奴がいたら、そいつはもう脳が壊れている。

男の悩みの99%は強い男になることで解決する。
強い男になるためには短期的快楽を断ち、長期的に努力して肉体と精神を鍛え上げ、
責任を負うことだ。

世の中の男たちには同情せざるを得ない。
手軽に摂取できる短期的快楽に敗北→短期的快楽に敗北するからさらにザコ化→ドーパミン依存が進行して短期的快楽にまた敗北→さらにザコ化→さらにドーパミン依存進行→さらにザコ化
こういう悪いループにハマっている。

短期的快楽のコンテンツには依存性があり、儲かる。
今、世の中は男がザコになるように設計されている。

常時毒状態で生きるザコ男まみれの現代で、
あなたが短期的快楽を断つことができるなら
勝利は約束されたようなものだ

欲に溺れた豚の

メンタルが不安定なのは

当然だ

 

終わりに:20代でついた差が埋まらない理由


理由は2つあると考える。

まず、良いルーティンには複利の力が働くということ。

カネだけの話ではないが、少なくともカネの面では誰も否定できない事実。
20代で金持ちになった奴に正しい金融の知識があった場合、
元本も運用期間も十分あるため、後から追いつくことは困難。

引用:「複利」のすごさと怖さ 数%で資産形成に大差 人生100年こわくない・投資力を磨こう(岩崎日出俊) – 日本経済新聞

2つ目の理由は
動く奴は20代で動くし、動かない奴は30代でも動かないから。

人間は年を取るにつれ、保守的になり、挑戦しなくなる。

年齢を重ねると、新しいことにチャレンジしようという気持ちを持つことが難しくなります。これも脳の老化と言われています。

脳は加齢とともに機能が低下しますが、生活の質に特に影響するのが前頭前野の働きの衰えです。前頭前野の働きには、考えたり衝動的な気持ちをがまんしたりするだけでなく、やる気を出すということもあり、新しいことにチャレンジできなくなることは脳の老化現象の一つなのです。

引用:新しいことにチャレンジできないのは、脳の老化?|脳のはなし|Active Brain CLUB

私自身、歳をとるたびに行動力が減っているのを感じる。

若いころはブログ始めてみるか株始めてみるか漫画描いてみるか婚活してみるか
と「楽しそうな未来に向かいたくて」いろいろなことに挑戦してみたが

今は「新しいことに挑戦するぞ」という意識を持たないと
新しいことに挑戦できなくなっている自分がいる。

20代のうちに行動しろ。
20代の失敗は擦り傷で済むが、20代で成功したらその後のリターンは計り知れない。
リスクとリターンがリターンにぶっ壊れているのが若い時期。

若いころのリスクはリスクに入らないほど小さい。
ガンガン挑戦して自分の世界観を広げてほしい

がんばれ

界隈では既に2025年が始まっている

来年やろうとか言ってる奴は

もう出遅れている

 

 

毎日1コマ以上更新中→イトの夏休み

コメント