【無職卒業】21カ月無職した感想

おはようございます。
黒うさぎです。

本日は、無職を21カ月やった感想を
つらつらと述べていきます。

無職、卒業！

🌟暇になることは無かった

よく無職は暇になるとか、気が狂うとか言われています。

しかし、私は無職期間が暇で苦痛であるとは感じませんでした。

絵を描いたり、ブログ書いたり、給付金の申請したり
筋トレしたり、アニメ見たり、旅行に行ったり
1秒も働いてないのに時間足りねぇえええええとなっていました。

製薬企業で働いていた頃、やはり同じように時間足りねぇえええとなっていたのですが
同僚には「休日何したらいいか分からないから、ずっと働きたい」と言ってる奴もいて
無職だと気が狂ってしまうヒトは確かに存在すると思います。

私が考えるに、
無職だと暇で狂ってしまうから働くのではなく
無職になっても毎日楽しい生活ができるように、今から変わった方が良いと思います。

そもそも無職とは、老後の生活を先取りすることに他なりませんから
無職になったら気が狂う人は定年退職したらボケて自分が自分でなくなってしまう。

無職生活は真っ白なキャンバスに絵を描く行為に等しいですから
自分で考える力がなければ暇になるのは当たり前で
自分で考える力が無い人は老後にボケてしまうのも想像に難くなく

日本の暗記教育、そして上から与えられた仕事をこなすだけの仕事が
不幸なロボット人間を量産しているのではないかと思う。

月並みな言葉になりますが、
自分で考えて行動する力が楽しい人生を生きる上では大切だ
と感じました。

まぁ大事ですよね

自走自立

😇諦めがついた

自己実現が人間最高の欲求であり
それで成功できた人間は最高の人生を生きることができた、と言えると思います。

その考えは今でも変わらず
宮崎駿監督すげぇ、高橋和希先生すげぇ、坂本龍一すげぇと思います。

しかし、その道はいばらの道であり
自己実現で成功を目指して歌って踊って絵を描いて演じてみても
認められない人が大多数です。

そして、そこに時間を投じて成功できなかった場合
待ち受けているのはゴッホやラブクラフトのような人生であって
それはまさしく自殺するような苦しみに満ちた人生です。

なぜならば、苦しみとは理想と現実のギャップからくるものであり
創作活動で成功を目指す理想と、成功できていない今の自分の差が
苦しみを生み出すからです。

私自身、無職期間中に担当編集者さんと一緒に作品を作っていましたが
描いてはボツ描いてはボツ、通ったと思ったら連載会議で落とされる
ぎゃああああああ！と叫びたくなりました。

幸せになるために無職になったのに
自己実現で苦しんでいては本末転倒です。

そこでプロになることを諦め、
趣味として絵をだらだら描いて死んでいくことにしました。

すると苦しみは消滅し、絵を描く喜びだけが残った。

諦めるとは仏教に語源があり、明らかにするという意味です。

厳しい修行に明け暮れて悟りを開けずに苦しんだブッダは
この修行キツイから無理っすとリタイアしたところ
ムリして苦行するのってしんどいだけじゃね？と真理に到達しました。

厳しい漫画家志望生活に明け暮れた黒うさぎが
成功できるビジョン見えないから無理っすとリタイアしたところ
絵は趣味でもよくね？となったのと似ている

チャレンジ期間を給付金が貰える期間だけに区切ったのは
我ながらかなり賢い判断だったと思う。

無期限で挑戦していたら、
サンクコストが積み重なって、もう引き返せないとなって
人生が壊れていただろう。

ムリをするのはよくない。
何事もそこそこが丁度いい。

21カ月真剣に取り組んだので

自己実現で成功したいという

執着が消滅した

💰カネは圧倒的に増えた

給付金と株によって
カネは無職だけど圧倒的に増えた。

そのペースはすさまじく
働いていた頃よりも増えるペースが上がっている。

3年半働いて2000万になったときも早すぎって言われたけど
21カ月間、1秒も働いてないのに1500万以上資産が増えた。

毎月呼吸してるだけで71万以上資産が増えている計算になる。
生活費や学費や税金の支払いもあるので、実際はそれ以上。

創作活動で他人に認められる才能は無かったけど
カネを稼ぐ才能だけは本物だった。

この増え続けるカネのおかげで、絵で成功できなくても
自分のメンタルはフラットに保たれていたと言える。

やっぱりお金は大切だと思った。

お金があればメンタルは正常に保たれるし
メンタルが正常に保たれているからこそ、正常な思考ができて
漫画家志望から撤退するという合理的な判断ができたと思う。

私の友人は、無職の夢追い人が多いのだが
資産が減るごとに、どんどんおかしな方向に突き進んでいて
貧すれば鈍すると言うが、犯罪とかに手を染めるんじゃないかと不安になってくる。

私が大好きだった借金して歌で成功してやるぜっていうレぺゼンはボロボロになって
金稼ぐの大事だよねってヒカルは歌（カルピン）からピボットしたときはダサいとかブレてるとか叩かれてたけど今となってはホテルや化粧品で成功していて、やっぱり地に足着いてる（着実に稼いでる）方が長いスパンでみると上手くいっていると思った。

そして、私は人を見る目が無いとも思った(笑)

どうしてもリスクを取って破滅的な挑戦をしている
ゴッホのような人を応援したくなってしまうのだが
現実は非情で、勝ち続ける人は勝ち続けるし、負け続ける人は負け続ける。

ブッダは「チャッカヴァッティンシーハナーダ・スッタ」で、
貧困は不道徳・盗み・虚言・暴力・憎しみ・残虐行為といった犯罪の原因である、と断言している。

お金を増やすことは人生の本質ではないので注力はしないが
今後も右肩上がりにしていきたいと思う。

起業家リアリティーショーを見ていると
数百万を出資してもらうために、頑張ってプレゼンしていて
呼吸してるだけで1500万稼いだ私の自尊心が高まっていくので気持ちいい。