せっかく入れた大企業を、私が辞める理由

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哲学

おはようございます。
黒うさぎです。

今日は
せっかく入れた大企業を、私が辞める理由
について語ります。

先に結論を言うと、これです↓

「ふつうの生活」がしあわせか?

子どもをもって
正社員として働いて
月50万円使う
そんな生活が「良い」とされる。

みんながよいというんだから、よいに違いないーー。

しかしよく考えてみると
「世間一般」
はアホです。

テレビを見てください。
クソです。

引用:30歳1000万円でリタイア 「人並みの生活」を捨てた結果

 

😅勝ち続けた先に、何もない事に気づいた


 

私たちは、常に競争させられます。
中学受験、高校受験、大学受験、就職活動、出世競争・・・

そんな競争社会で、私は勝ち続けてきました。

その先に何が待っていたのか・・・
会社と自宅の往復を棺桶に入る直前まで繰り返す人生です。

50倍100倍と呼ばれる倍率を超えてきたエリートたち
京大卒、阪大卒、東大卒、TOEIC900点、3か国語喋れる人
でも、やってるのは・・・?

他人のビジネスのお手伝いさんです。

死ぬ瞬間の5つの後悔」という書籍では、人生の後悔として
一番多いのが自分に正直な人生を生きればよかった
二番目に多いのが働きすぎなければよかった
であると語られています。

「一度きりの人生、勇気がないばかりに他人のビジネスのお手伝いさんとして寿命の大半を使っちゃったなぁ・・・」

もう動かない体で天井をじっと見つめながら、
こんなに要らないのにカネを稼ぐために費やした自分の時間を悔やんで
涙を流す

そんな人生はごめんだ

 

🤔仏陀の教え


 

仏陀は言いました
「一切皆苦」
この世は全てが苦しみであると。

「諸行無常」
何やっても無駄だと。

「涅槃静寂」
寝そべって穏やかな状態こそサイコーだと。

仏陀を学べば学ぶほど、リタイア者に似ていると思う。
リタイア者の意見ってこれだから↓

仕事で成功したい、お金持ちになりたい、いい家に住みたい、素晴らしい伴侶が欲しい、かわいい子供がほしい

一見それらを手に入れれば幸福なようですが、同時に多くのトラブルの元を抱えることになり、幸せに向かっているはずがひたすらトラブルに対処していく人生になる、残念ながら幸福からは遠ざかることになります

気づいた時には自分は老いていて「なんだか周りに振り回された人生だったな…」と病室の窓から枯れた葉っぱを見ながら思うわけです

引用:セミリタイア老師 人生よよよのゆったり余生セミリタイアブログ

私も、これが真理だと思う。

世の中の人間は、何かを得ることで幸せになろうとしてる。
家や家族や車・・・

そうやって得れば得るほど、苦しみの原因を作っているといえる。

人生や幸福に対して真剣に向き合えば
むしろ捨てることで幸福になれるという結論にたどり着く

一切皆苦で諸行無常なのだから

まぁ、9割の人間はこの域にたどり着けないでしょう
後で語るけど、捨てられる人は「自己承認」まで到達してるから
自己承認は自己実現の手前。
そこまで来れる人間は、100人いたら10人もいないのではないか

そういやこないだマツコデラックスのこんな言葉が話題になってたけど
これが真理をついてると思うのに、他者承認を求めてる世間の人って
可愛そうだなぁと思った↓

結婚、出産、お金などわかりやすい幸せの共通認識をインスタでアピールして、いいねをもらうことで自分は幸せなんだって自覚してる。これは、幸せかは他者に委ねてる状態ね。でも私は他者を介在させずに、喜びを得ることが幸せだと思うわ

引用:マツコ・デラックス

仏陀は言いました
「無一物となった者は、苦悩に追われることがない」

この言葉がすんなり入ってくる人は
幸福になれるチケットを持っている人です。

マツコの「他者を介在せず喜びを得る」も

ニーチェの「超人」も、言い方変えてるだけで

マズローの「自己承認」なんだよね

 

🤣マズローが示した最高の人生


このブログ、何回マズローを取り上げるの!?
と思うかもしれないけど、それだけマズローの教えが重要だということ。

心静かにしていられれば、音楽家は演奏するだろうし、画家は描くだろうし、詩人は詩を作るだろう。この欲求は「自己実現の欲求」と言えるだろう

byアブラハム・マズロー

マズローは自己実現を成長欲求
それ以外を欠乏欲求と分類して

人間は自己実現に向かって絶えず成長するということを教えてくれた。

出典:https://kaizen-base.com/column/32331/

そして、世の中の大半は自己実現まで到達できないことも教えてくれた。

自己実現まで到達できない人間は、2段目の金や、3段目の家族や、4段目の承認が
自分にとって一番いいものになるだろう。

なんで世の中の人間が自己実現に到達できないのかと言うと
ビビりだから

人は成長のために進むが、安全を求めて退却することも出来る。

成長するためには、この判断を繰り返さなければならない。

そしてその度に、恐れも克服しなければならないのだ。

byアブラハム・マズロー

FIREやセミリタイアもそう。
1000万円や3000万円でリタイアして生活が成り立ってる人がいるのに
世の中の人間は1億必要とか2億必要とか言って
ずっと働いて棺桶にGOする。

なぜか?
ビビりだからです。

あるいは、
僕にはやりたいことなんてない、好きなことなんてないと言って
何にも挑戦しない。飯食って糞して寝る生活を繰り返して死ぬ。

なぜか?
ビビりだからです。

仕事で自己実現を目指してはいけない

橘玲 『幸福の「資本」論』

普通を捨ててリタイアするリタイア者は
承認欲求の一番上「自己承認」の領域まで到達していると言えるでしょう。
自己承認に到達できない人間は、より下層の欲望
カネや愛を求めますから。

普通を捨てて速攻でFIREしたリタイア者はよく批判されます
「寂しい人生」、「そんな人生何が楽しいの」

自己承認に到達できない
他人にいいねと言ってもらえる人生じゃないと幸福になれない
人間レベルの低い人の意見です。

繰り返しになりますが
世の中の大半は自己実現まで到達できませんから
普通の人の価値感を全力で無視することが、
最高に満たされた人生を生きる上では必須になります。

欠乏欲求はスキップ可能なので
FIREで速攻で自己承認まで駆け上がり、
自己実現にフルコミットするという選択は
極めて賢いと思う。

FIREはただのワガママでも高尚な目標でもなく「マズローの下位2層を固めるだけ」のことだと思う。労働に縛られながら上位層を満たそうとしても、基礎の欲求がおぼつかないのでなかなか幸福を感じにくい。そう考えたらFIREって当たり前の行動じゃないかな?

出典:FIREラボ

ひこすけさんもミクさんも

リタイア者ってマズローによく言及してますよね

リタイア者には世間と異なる独自の哲学が必要だからね。

セミリタイアブログを見ると、哲学カテゴリーがあることが多い

 

😃哲学が定まったので大企業を去る


 

何故せっかく入れた大企業を辞めるのか
について語ってきました。

その答えは

●大企業で働き続けても幸せになれない。カネと賞賛しか手に入らないから。

●幸せになるには、得ることよりも苦しみを遠ざけることが重要

●自己実現するため、下層の欲求に構ってる暇はない

ということになります。

 

私はもともと低欲望人間でした。
だから、仏陀の教えがすっと自分の中に入ってきた。

社会人2年目に絵を描きだして、その後にマズローに出会って
「自己実現しないとどっか満たされないんだよね」って教えにすごい納得した。

かくして私の哲学は完成した。
どう生きていくか明確なので、すごくスッキリしている。

日々やることが明確だから
人生が確実に前進していく。

苦しみが遠ざかり、生きる意味を追求できる。
こんなに幸せなことはない。

世の中の人間が、得ることで苦しみの原因を増やして
自己実現も出来ず、生きる意味が分からず、五里霧中で苦しむ中
こんなに幸せでいいんですかって感じ

いいんですよ、いいんですよ
あんたが選んだ道ならば~

唐突なRADWIMPS

中学生の時、音楽やりたくて

ラッドの曲練習したの懐かしいなぁ

まぁ演奏の才能は皆無だったんですが

いろいろやってみると

自分のやりたいことが分かる

私も25歳まで分からなかった!

コメント

  1. 匿名 より:

    大企業で、家族もいて、特段ストレスもなく、自己実現もできてる。できる人は、特に苦しまなく、全部出来てるんやで。

  2. Die With Zero より:

    退社の決断おめでとうございます!

    • kurousagi より:

      労働時間=死んでる時間
      自由時間=生きてる時間

      労働を減らして、実質的な寿命を増やします!
      (退職は2000万貯まる1年後)