救えなかった、いじめられっ子の話

スポンサーリンク
未分類

私が中高生の時、いじめがあった。

その人を仮にT君と呼ぶ。

 

T君は、吃音でキモオタで、髪の毛とか爪をとかを食べていた。

なんとなくイジメられる理由も分からなくない。

 

一方、黒うさぎ。

リボーンとペルソナにハマっていた影響で

クラス委員長で規律委員長で生徒会役員だった。(ガチです)

 

私が本格的に壊れ性能になったのは、大学生になって以降だけど

振り返ってみると、中高生時代もちょっとおかしいな?

 

そして、キモオタだった

 

私はT君と仲良くなり、家に遊びに行ったこともある。

(妹がいて、めちゃくちゃ美人だった)

 

T君はキモい一面はあったが、彼とのオタトークは面白かった。

よく物語シリーズの話をしていた。

ドラクエ8プレイヤーって点も共通していた。
T君は素手で「りゅうおう」を倒したらしい。

オタク特有の、相手が関心ないのに一方的に語るアレもあって
私が見たことない「めだかボックス」とかいう作品の話をよくしていた。
(そのせいで、みたこともないのに安心院さん?とか「かっこつける」とかのネタが分かる)

スクールカースト上位の黒うさぎとスクールカースト下位のT君が一緒にいると
いじめは発生しない。
(つーか私はスクールカーストから逸脱したよくわからない存在だった気もするが)

 

しかし、クラスが別になるといじめられていたっぽい

私の目が届かないところでいじめられていたので、詳しくは分からないが・・・

 

まぁ、それが理由で距離を置く私ではない。

当時から自分は、この世界の主人公であると思っていたので

むしろいじめられているT君と友達であることは、私にとっては良いコトだった

(主人公って、大抵いじめられてるか、いじめられてる奴が友達にいるジャン?)

 

まぁ、かといっていじめを止めるほど情熱的でも無かった。

クラスで無視されてるT君と、一緒に飯食べてオタトークして、楽しく過ごしていただけ

 

修学旅行の時も、一緒の班に誘った。

T君が北海道で「見つけた!」って言って走り出して失踪したときは、

ヤベーやつだなって再認識した(笑)

班員からは大ブーイングだったけど

そういうクレイジーさが、いいと思った。

 

真夜中に各グループの部屋を回っていたら

「黒うさぎはなんで陰キャ集団と一緒にいるの?こっちこいよ」って言われたこともある

「オタクだから」としか答えようが無かった・・・

 

私は高校三年生なのにいろいろやり過ぎた結果、高校1年の時は偏差値66もあったのに
センターで全国平均を下回り千葉大に落ち早慶に落ち、
イキリすぎて前年まで合格率100%の指定校推薦にも落ち

 

T君はシンプルに地で頭が悪く、40人のクラスで40位ぐらいだった

 

それでもラッキーパンチで

私は東京理科大学薬学部

T君は日本大学薬学部

にストレートで合格することができた。

 

大学に進んだ後、T君と連絡が取れなくなった。

高校のクソゴミ陰キャ集団で集まったとき、T君がケータイをトイレに落として壊れて連絡手段が絶たれたことを知った。

 

まぁ、それでも元気にどこかでやってるならいいかと

錦糸町で飲みながら、冷たい冬の空に消えていく白い吐息を見ていた。

 

さらに月日が流れて就活・・・

 

私は滑り止めでウエルシアを受けていた。

 

場所は秋葉原の奥、ギリギリお茶の水あたり

 

ビルから出たら、タバコを吸っている男に話しかけられた。

「どうでした、面接?」

 

どうやら、その男も就活生だったらしい。

そいつといっしょに、吉野家で牛丼を食べた。(何故こいつが話しかけてきたのか謎)

聞けば日大生だという。

 

私はT君のことを思い出して、聞いた。

留年していなければ、同期のはず

 

「T?いやいないっすね・・・」

「いや、待てよ・・・あぁ!いましたいました。一年の時、めっちゃキモい奴!留年したかなんかで、もう同期じゃないっすね」

店を出てそいつとは別れた。
私はJR総武線船橋方面、彼はつくばエクスプレス

そうか・・・

どうやら私は、
クソゴミ陰キャチー牛のいじめられっ子を救うことができなかったらしい。

私が変えられるのは私だけ
他人を変えることはできない。

この物語は、これで終わり。

なんとも救いようがないが
これが、私たちの生きるリアルワールドだ

いじめられっ子を見たら友達になろう!
主人公はいつだって、そうだろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました