いい大学に入って、大企業に入って、そのまま定年退職をする。
それが日本人のフツーの人の思い描く成功ルートです。
しかし、それは間違いです。
就活生や現在中小企業で働いていて大企業に転職を考えている人は、大企業に希望を抱かない方が身のためです。
例えば日本の製薬企業トップの武田薬品は労基法違反を繰り返したのに「ホワイト企業」の認定を受けていました。月70時間を超える残業や就業前後の時間外に勤務の実態がありながら賃金不払いとなっていた案件が発覚して、ホワイト500の認定を自主返上しました。(参照→https://toyokeizai.net/articles/-/288079)
三菱電機や電通は新入社員の命を過労死で奪いました。三菱電機の時間外労働は月100時間超、電通は156時間54分の残業があるようです。(参照→https://news.nifty.com/article/economy/business/12117-12748/、https://www.asahi.com/articles/ASMCP53YLMCPULFA025.html)
しかしこれは氷山の一角です。
当たり前ですが他の大企業も当然のように残業時間を守っていません。
データ上は残業時間を守っていても、定時に打刻させてその後残業させています。
就活生の皆さんや転職を考えている人は、「年収」を重視して就活をする人が多いです。
私も例にもれずそうでした。
しかし、その選択は誤りでした。
就活は「低ストレス」で選ぶべきです。
日本の大企業に救いなんてありません。
意味のない会議や意味のないメールや意味のないハンコレースや意味のないセミナーに参加させられて時間を浪費して、行きたくもない飲み会でカネも時間も消耗するだけです。
ではどうすればいいのか、というと答えは「逃げる」ことです。
会社がダメなら、会社を変えようと努力するのではなく「逃げる」ことが重要です。
組織は簡単には変わらないし、組織を変える努力をするぐらいなら「逃げる」方が効率が良いです。
ブラック企業に勤めるくらいならフリーターで低年収の方がマシです。
会社で働くために借金している人がいます。
仕事で消耗して電車に乗る気も起きなくてタクシーで帰宅して毎日の出費が赤字らしい。
黒うさぎの友人は都内の15万のウサギ小屋に暮らしていますが、手取りが20万程度しかないのに家賃で15万支払って、お金が貯まらないどころか赤字になっていました。(今は実家に帰りました)
ドラッグストア勤務の人たちは売上の目標を達成させるために自分で商品を買ったり家族に買ってもらったりしています。郵便局の人もハガキを自爆営業させられていましたね。
高年収の人たちは、それ相応の対価を支払っています。
高年収の某企業勤務の人は超長時間労働でストレスが貯まるために、毎日酒を飲んで睡眠時間を削って健康を犠牲にして働いています。見栄で高級車を買ったりタワマンに住んだりして高年収なのにお金が無いという意味不明な状況に陥っている。
それならいっそのこと退職してフリーターにでもなった方がマシです。
高年収高ストレスよりも、低年収低ストレス。
長時間労働高収入よりも、短時間労働低収入。
低収入で暮らすスキルを獲得した人は最強です。
黒うさぎは手取り18万ですが、月45万稼ぐドラックストア勤務の同期や医者の同期よりも圧倒的に貯金が多いです。
基本給は一年間勤めて額面24万4000円が24万2000円に下げられましたが、一方で配当金は0円から24万円にアップしました。
お金は自分で稼ぐことができます。年収を追い求めるよりも、低ストレスを追い求めた方が良いです。
会社の給料を当てにしないでください。
会社で努力するパワーを自分のビジネスを作る努力に回してください。
投資家になるか自分のビジネスを持ってください。
種銭は収入を上げるよりも、支出を減らす努力をしてください。
それが私が就活生や転職を考えている人に伝えたいことです。
コメント
こんにちは。
黒うさぎさんの言うこともごもっともですが、二流三流の企業に勤めていると、新商品の立ち上げがなかなかなく、海外にシェアを奪われる枯れた製品にいつまでもしがみつく傾向があります。
その一方で、一流企業は定期的に新商品を生み出すのでやっぱりすごいなと思います。
この違いがそのまま給与面に反映されるかどうかはやはりその企業様々で別ですけどね。
僕も黒うさぎさんほど投資にお金を回す事はできていませんが、セミリタイヤを目指して精進して参りたいと思います。
あおばさん、コメントありがとうございます。
確かに大企業は新製品を定期的に出しますね。潰れる心配がないところも良いところです。
しかし新製品の立ち上げは労力を要する・・・・・・(-_-;)
できるだけ楽したい黒うさぎには向いていませんでした。
セミリタイアに向けて一緒に頑張っていきましょう!