黒うさぎです。
三菱重工業は子会社の三菱航空機がスペースジェット事業関連で減損損失を出し、4964億円の特損を出しました。
これにより税引き前ベースの予想では、損益を2100億円の黒字→100億円の赤字に修正。
三菱航空機の水谷久和社長の退任も発表されました。
株価は下落し、記事執筆時点では3934円と遂に4000円を割り込みました。
しかし、私は配当利回り4%以上の銘柄にしか投資しないと心に決めていたため、購入するチャンスがありませんでした。それが4964億円の特損による株価下落により、いよいよチャンスが巡ってきそうな水準まで落ちてきました。

H-IIA/H-IIBロケットなど宇宙産業にも手を出しており、2020/2/9には国産基幹ロケット「H2A」の打ち上げに成功しました。

日本を代表する大企業です。
三菱重工業に新卒で入社する人も、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学と優秀な人ばかり。株価は冴えないですが・・・・・・


事業利益0億円は草
2019年度業績見通し 定常収益 を読んだところ、事業利益2700億がSpace Jetで消し飛ぶ予定のようです。社運かけすぎだろ・・・・・・
出典:https://www.mhi.com/jp/finance/library/result/pdf/200206/setsumei.pdf
受注高の増加は、パワードメイン(火力)によるもののようです。
売上収益と定常収益は概ね前年同期並みですが、スペースジェットによって利益は吹き飛んでいます。
スペースジェットに社運かけすぎだろ(大事なことなので二回言いました)
スペースジェットってなんだよと思って調べたら、スペース(宇宙)は全然関係なくて、ただの飛行機みたいですね。MRJから名称変更されたみたいです。

MRJなら知ってた。
印象悪いからって、名前ロンダかよ・・・・・・

2013年に量産初号機が納入される予定だったらしいです。
飛行機って難しいんだなぁ。ボーイングも苦戦しているし

サイバーエージェントのAbema TVへの社運をかけた投資は、ユーザーとして形になっている過程を確認できるからいいけど、三菱重工のスペースジェット(旧MRJ)を信じて投資するには、相当な胆力が必要そうだな。
「将来事業への投資」と「自己資本強化」とのバランスを常に考慮しながら、連結配当性向30パーセントを目処に株主還元を行います。出典:https://www.mhi.com/jp/finance/stock/allotment/

今回も決算は悪かったですが、配当維持を明言したことで高い株主還元意識が分かります。

株式分割→上記期間において、株式分割は実施しておりません。
自己株式の取得→現在、実施しておりません。
株主優待→現在、実施しておりません。
うーん、シンプル!好き

これは欲しくなる配当金推移。配当再投資家としては株価はずっと低迷して配当金はずっと増えていて欲しい。そう考えると理想的かもしれない。全然ディフェンシブじゃないところが気になるけど・・・・・・
総評としては、業績は悪いです!ただ、スペースジェットの特損と理由が明らかなので、スペースジェットを諦めてくれれば業績の回復は確実でしょう。
ただ、どれだけ赤字を垂れ流しても諦めないで欲しいですね。
日本という国が自分でジェット旅客機を作れないって、国防の観点からかなり重大な欠点だと思うんです。
戦争の主戦場は、現代は空、未来は宇宙ですから。
三菱重工業は、そこら辺の民間企業と担う役割が全然違うわけです。
「三菱は国家なり」の意識のもとに、赤字だろうが国に対する滅私奉公が期待されます。
偉い人もこう言っているからね!↓
飯田庸太郎「防衛産業で日本のお役に立てなければ、三菱が存在する意味はない。儲かるからやる、儲からないからやらないではなく、もって生まれた宿命と思っています」
飛べ!スペースジェット(MRJ)!!!

黒うさぎが三菱グループにしか投資しないのは愛国者だからだった?

選挙には一度も行ったことないけど、日本という国は大好きだよ。

三菱は国なり。
利回り4%になる3750円まで下落したら、三菱オタクとして絶対欲しい銘柄です。日の丸ジェットの夢は、俺が支える。三菱ケミカルも三菱商事もAGCもJXTGも三菱ガス化学も三菱UFJも三菱UFJリースも俺が支える。

く・・・・・クレイジー(がたがた)
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