Q.株の売り時はいつ?→A.売らない

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投資哲学

黒うさぎです。

楽天証券のトウシルで「株っていつが売り時?カンタンにマネできる、失敗しない初心者ルール」が一位になっていました。

出典:https://media.rakuten-sec.net/list/ranking

記事の要約を三行でまとめると以下のようなことが記載されていました。

●-20%になったら買って100%に戻す
●+20%になったら売って100%に戻す
●ルールに従う

基本的に、証券会社に記載されることを一切信じない主義の黒うさぎは、この理論に反論したいと思います。(証券会社は手数料で儲ける。なら手数料がかかる手法を進めるバイアスが働くと予測できる)

まず第一に、それって米国株じゃ通用しないよねって話です。

S&P500(えっ、ワイを20%で利確しちゃうの・・・・・・?)

1979年に106.16だったS&P500は2019年には3133.64になっているわけで、比率にして2851%上昇しています

それを20%で利益確定するってギャグ

何故日本に長期投資が根付かないのかと言えば、日本株に投資しても儲からなかったからです。バブル時の日経平均38957円を未だに抜けず、失われた30年目に突入しようとしている日本の株式市場を見て、長期投資しろと言っても無理な話です。黒うさぎのような株オタクで配当再投資のシュミレーションを繰り返し、行けるやん!と日本株で長期投資を始める人間は少数派です。

ですが、海外を見ればそれは違います。世界は緩やかにインフレし、インフレと共に株価は右肩上がりです。また、今まで日本がデフレで停滞していたからと言って、これからもそうであるとは限りません

そして投資家が少ない日本で、多いのが短期売買勢です。株式保有期間が平均で2.5カ月というデータもあり(出典:http://www.camri.or.jp/files/libs/1208/201901070945456535.pdf)、これでは配当再投資による複利の力を受け取ることができません。

ちなみにS&P500を長期保有していれば2851%の恩恵を受けられたのに対し、2.5カ月では115.41と8.7%しか利益を伸ばせません。

つまり+20%利益確定、-20%利益確定は長期で停滞する今までの日本株が前提になっているということです。

また、前回【手数料の罠】売買が頻繁であればあるほど損をする【デイトレードでは生き残れない】 で紹介した通り、頻繁に売買をすればするほど損をすることが研究で証明されています。この事実を知りながら自分は大丈夫と思う場合は、自信過剰バイアスに陥っています。

では、個人投資家はどうすることが正解かと言えば、売らないということです。

これはバイ&ホールドと言われる投資戦略で、手数料を最小限に抑えるメリット・売買にかける時間を抑えるメリット・税金を抑えるメリットがあります。

売買を繰り返す場合と比較して片方にしか手数料はかかりませんし、売らないので株価は一々見ませんし(ただし投資の前提が崩れたら売っても良いとする)、含み益に税金はかかりません。

これがジワジワと頻繁に売買する投資家と差を広げていきます。

デイトレードは刺激的で楽しいけど統計的に儲からない!

基本スタンスは長期投資でいこう!

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