【将来の利益】「何故多くの人は投資を始めることができないのか」は童話に答えがある【目先の利益】

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投資哲学

黒うさぎです。

日本は先進国でありながら、個人金融資産1800兆円のうち半分以上が預金である投資後進国です。例えばアメリカの預金率は13%、イギリスやドイツは20~30%と言えば日本人がどれだけ異常か分かるでしょうか。

何故日本人は投資を始めることができないのでしょうか?

1.イソップ童話に答えはある

2.時間選考

3.前頭前野皮質VS辺緑系

4.最後に

1.

イソップ童話に答えはある

夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、キリギリスはヴァイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、最後にアリたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとするが、アリは「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだい?」と食べ物を分けることを拒否し、キリギリスは飢え死んでしまう。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/アリとキリギリス

この有名な童話を知らない人はいないでしょう。イソップ童話のアリとキリギリスです。

人もアリとキリギリスタイプに分けることができます。キリギリスタイプの人は辺緑系が、アリタイプの人は前頭前野外側皮質が活性化されていることが神経科学から分かっています。

例えばあなたがメタボリックシンドローム予備軍になり「酒は体に悪いしお金もかかるから断酒するぞ」と心に決めたとします。ところが友人が隣でうまそうに酒をガバガバ飲み、「お前も一杯どうだ?」と言うわけです。あなたは「いえ、健康と節約のためにお酒はやめたんです」と最初は口にしても、酒に酔っぱらって楽しい気持ちになった日々を思い出し(まぁ、明日からでいいや)(今日ぐらいいいだろう)(みんな飲んでるし)と酒に手が伸びるわけです。

いったい何故なのでしょうか?

2.

時間選考

あなたには二つの選択肢AとBが与えられています。

A.すぐ10000円が手に入る

B.三か月後に15000円が手に入る

AとBの選択肢があったとき、多くの人はAを選びます。では、次の選択肢CとDではどうでしょうか?

C.2年後に10000円が手に入る

D.2年3か月後に15000円が手に入る

こんどは多くの人はDを選びます。どちらのケースでも三か月待てば5000円もらえるにもかかわらず、行動が一貫していません

つまり大衆の思考は、こうなっています。(目の前の三か月は待つには長すぎる。一方で二年後なら二年三か月待つのも同じだ)

これはお金の価値に対する人の評価が時間によって変わり、今手に入るお金に最も価値を感じるという人間の性質を示しています。

3.

前頭前野皮質VS辺緑系

未来を軽視し現在を重視することは、必ずしも非合理的な判断とは言えません。何故なら今は確実だからです。一方で未来は何が起きるかわからない。未来で15000円がもらえると言っても、もしかしたらもらえないかもしれない。

しかし、未来を軽視する前に確率を考えるべきです

人は未来に対して過度に割り引いて考える傾向があります。今給料が貰えると時間選考の合理性が失われ、未来に手に入るもっと大きな利益を選ぶことができなくなります。日本人の多くはサラリーマン思考に陥っており、現在手に入る現金を重視するあまり、未来に対する種まき(投資)をできないのです。

「サイエンス」に発表された論文では先述のAとBに類似する選択を人間がする際、「すぐに報酬に飛びつこうとする辺緑系」と「合理的な選択を促し本能的欲求を調節する前頭前野皮質」の競争が始まると言います。

すなわち、辺緑系の方が勝つ人はすぐにもらえる10000円を選ぶし、前頭前野皮質の方が勝つ人は未来において多く報酬が貰える選択肢を選ぶ。

4.

最後に

人間の寿命は延びている。今の時代、人は100歳を過ぎても生きていることが珍しくなくなった。未来に種まきをした方がメリットが大きく、未来に賭けた方が勝つ確率が上昇しているのである。しかし辺緑系が勝ってしまう人に「配当再投資は再現性が高い」「長期で見ろ、配当再投資は二次関数的曲線を描く」「足し算より掛け算」と言っても通じないのが現実だ。

全員とは言わない。日本人がせめて諸外国並みに投資家が育つことを期待している。

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