三菱商事がオランダの電力会社を買収する件について300株保有する投資家が説明する。

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三菱商事

黒うさぎです。

三菱商事がオランダの大手電力会社エネコの買収に関して優先交渉権を手に入れたことを発表しました。

三菱商事って本当に手広いですね。鮭の養殖から電力まで

 

 

三菱商事と中部電力が共同で設立したDiamond Chubu Europe B.V.という会社を通して最大100%の株式を日本円にして5000億円で手に入れる予定のようです。

Enecoは、オランダ、ベルギー、ドイツの3ヵ国を中心に、再生可能エネルギー(以下「再エネ」)を中核とした発電事業、電力・ガストレーディング事業、電力・ガス小売事業、地域熱供給事業を展開しており、オランダ第2位の強固な顧客基盤とともに、約120万kWの再エネ資産を保有しています。2007年から他社に先駆けて再エネ開発を行い、2011年からは、消費者向けに100%グリーン電力(グリーン証書の活用含む)を供給する等、グリーンブランドとしての地位も確立しています。また、顧客重視のサービスをいち早く会社目標として掲げてきた先進的な企業です。加えて、オランダ企業としては初めて「Science Based Targets(科学と整合した目標設定)」という2℃目標*2に整合した目標を設定する企業として認定されるとともに、国内外から気候変動対策に積極的に取り組む企業として認められています。

出典:https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2019/html/0000038681.html

期間としては2020年までに全株の取得を目指すようです。
三菱商事と中部電力が共同で設立したDiamond Chubu Europe B.V.という会社の出資比率は三菱商事80%、中部電力20%であることから、三菱商は4000億円、中部電が1000億円を投じる計画となる見通しです。

三菱商事とEnecoは、2012年より現在に至るまで3件の欧州洋上風力発電事業(123万kW)及び欧州で最大規模の蓄電事業(5万kW)で協業、欧州での再エネ導入拡大に貢献して参りました。今回両社の関係を深化させることで、Enecoの技術力・ノウハウを活用し、欧州及び欧州外での三菱商事の再エネ開発を更に加速させ、経済価値、社会価値、環境価値の三価値同時実現による持続可能な社会構築への貢献を目指します。また、同社の顧客基盤と三菱商事の持つ様々な商材・サービスを組み合わせることで、同社顧客向けのエネルギーマネジメント関連の新サービスを充実させ、「中期経営戦略2021」で掲げた、事業経営モデルによる成長の実現を目指します。
出典:https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2019/html/0000038681.html

三菱商事は近年、再生エネルギー分野を強化しており、今回の買収もその一環でしょう。

出典:https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/bg/power-solution-group/project/norther-offshore-wind-farm/

三菱商事は、三菱商事が全額出資しているDiamond Generating Europe社を通じて、ベルギーのNorther洋上風力発電事業会社へすでに出資を行っています。
この事業のパートナーは件のEneco社とエネルギー・通信会社Nethys社であり、ベルギーの40万世帯の電力をカバーしています。

つまるところ、三菱商事は今回の発表以前からEnecoとはパートナーであったということで、スムーズに買収話は進んでいくものと考えられます。

他にも分散型太陽光発電事業なども手掛けており、再生エネルギー分野には力を入れていることが分かります。

出典:https://info.finance.yahoo.co.jp/analystreport/detail/?code=8058.T

2019年03月の当期利益が590,737(単位百万円)→5907億円であることから、4000億円の出資のインパクトは小さくない。

 

三菱ケミカルホールディングスについての解説がひと段落したら、次は三菱商事を徹底解説していく予定です。

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