三菱ケミカルホールディングスのバイオマスプラスチックとは何か、1100株保有する投資家が教える

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三菱ケミカルホールディングス

黒うさぎです。

三菱ケミカルホールディングスのバイオマスプラスチックについて解説してほしいという意見をいただいたので、分散投資が大事と言いながらポートフォリオの31%が三菱ケミカルホールディングスになっている三菱ケミカル愛好家の黒うさぎが解説します。

1.バイオマスプラスチックのメリット
2.生分解性プラスチックの普及
3.ESG投資と三菱ケミカルホールディングス

1.
バイオマスプラスチックのメリット

 


ポリブチレンサクシネート(PBS)は、自然界の土中の微生物の力で水と二酸化炭素に自然に分解される生分解性プラスチックです。PBSは、一般的な生分解性樹脂の中では高い耐熱性を持ち、繊維などとの相溶性も高いという特徴を有しています。

出典:https://www.m-chemical.co.jp/products/departments/mcc/sustainable/product/1200364_7166.html

バイオマスプラスチックとは生分解性プラスチックとも呼ばれ、三菱ケミカルの製品ではBioPBS™(バイオPBS)が該当します。

●BioPBS™は、三菱ケミカルが開発し基本特許を有しています。
植物由来の生分解性ブラスチックで三菱ケミカルとタイPTT Global Chemical社が折半出資するPTT MCC Biochem Company Limitedで製造されています。
自然界に存在する微生物により水と二酸化炭素に分解されるため、地球にやさしいプラスチック製品という従来のプラスチックの常識を破壊しました。

●海洋プラスチック問題について、皆さんはご存じでしょうか?
年間800万トンのプラスチックが海洋に捨てられており、一説にはプラスチック製のレジ袋が完全に自然分解されるまでに1000年以上かかると言われています。
海中を漂うプラスチックを生物が誤って誤飲して命を落としています。また、プラスチックを摂取した魚などを食べることにより、人間もまたプラスチック由来の有害物質を摂取していると考えられます。

出典:https://fishingjapan.jp/fishing/3860

●プラスチックは軽くて変質しにくいという特性があり、便利な一方で地球環境を汚染し続けています。石油由来製品であるため化石燃料を消費し地球温暖化にもつながります。そこで登場したのが植物由来の生分解性プラスチックです。
バイオ研究の発展により、従来の石油化学では作れない高機能な製品を製造することができるようになりました。石油資源由来の原料を、植物由来の原料に置き換えることで持続可能な社会の実現に貢献できる、生分解性と再生可能原料由来という二つの要素こそバイオマスプラスチックのメリットです。

2.

生分解性プラスチックの普及


三菱ケミカルは植物由来原料から、「DURABIO(デュラビオ)」「BioPBS(バイオピービーエス)」という二種類の従来とは異なるプラスチックを開発しています。
DURABIOは非分解性で植物由来、BioPBSは常温でも海洋でも生分解性プラスチックです。今回はBioPBSに焦点を当てて、その普及について考えましょう。

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀 昌之、以下「当社」)の生分解性バイオマスプラスチック「BioPBS™」製のショッピングバッグ及びラッピング袋が、株式会社コム デ ギャルソン(本社:東京都港区、社長:川久保 玲、以下「コム デ ギャルソン」)に採用されましたので、お知らせいたします。本年8月より、世界19カ所にあるコム デ ギャルソンの直営店で使用されております。
出典:https://www.m-chemical.co.jp/news/2019/1207226_7467.html

コム・デ・ギャルソンは日本のファッションデザイナー・川久保玲が1969年に設立したファッションブランドです。年間数百万枚のショッピングバッグやラッピング袋を使用しており、これが全て三菱ケミカルの生分解性プラスチックに変えられていくわけです。
生分解性プラスチックを使用することで、地球環境に貢献するだけではなく環境意識の高い消費者に訴求力を持つことができます。

三菱ケミカル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:和賀 昌之、以下「当社」)の生分解性バイオマスプラスチック「BioPBS™」を用いた事業が、環境省が行う「令和元年度 脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(委託)」として採択されましたので、お知らせいたします。

出典:https://www.m-chemical.co.jp/news/2019/1207422_7467.html

上記の記事は、環境省が従来のプラスチックをバイオマスプラスチックに代替していることを示しています。
つまり、バイオマスプラスチックは国の方針とも合致しているわけです。

3.

ESG投資と三菱ケミカルホールディングス


ESG投資という言葉を聞いたことがあると思いますが、生分解性プラスチックはESG投資の観点から評価される可能性があります。
そもそもESG投資とは環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資を意味し、近年ではESG投資に反するタバコや石油企業は機関投資家の資金流入が止まり株価は地べたを這いずり回っています。
三菱ケミカルホールディングスのバイオマスプラスチックは従来のプラスチックごみ問題に対するanswerであり、ESG投資の観点からバイオマスプラスチック事業の進展により機関投資家の評価を受けることができると考えられます。
直近の三菱ケミカルホールディングスは田辺三菱の完全子会社化発表により大きく値を下げていますが、黒うさぎ的には丁度良い買い時だなと感じています。(個人の感想です、投資は自己責任でお願いします)

以上、黒うさぎが生分解性プラスチックと三菱ケミカルホールディングスについてお伝えしました。

アリスコリラックマ
アリスコリラックマ

生分解性プラスチックで海の生き物を守りたい!

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