黒うさぎです。
グランビルの法則は合計8つありますが覚える必要があるのは売り・買いの4番と買いの2番だけです。
そもそもグランビルの法則とは
買い
①:移動平均線→上向き、株価→移動平均線を上回る
②:①番の値動きの後に、株価→移動平均線を下回る
③:移動平均線→上向き、株価→移動平均線に向かって落ちるも手前で反発して上がる
④:移動平均線から大きく下に乖離
売り
①:移動平均線→下向き、株価→移動平均線を下回る
②:①番の値動きの後に、株価→移動平均線を上回る
③:移動平均線→下向き、株価→移動平均線に向かって上がるも手前で反発して下がる
④:移動平均線から大きく上に乖離
以上の8つで構成されています。
覚え方は買いの4つを暗記して、売りはその反対と覚えればOKです。
折角グランビルの法則を教えておいてなんですが、ここでグランビルの法則が役に立たない例を紹介します。
はい(笑)無敵のS&P5001カ月です。
グランビルの法則を信じて移動平均線から離れているから売りだ売りだと売った愚か者は、全く下がらないS&P500に対して何を思うのでしょうか?
というか、グランビルの法則四番だけ使えると言いつつ、さっそくグランビルの法則四番を否定してしまいました・・・・・
気を取り直してもっと長期で見てみましょう!次はS&P500の三か月です。
御覧なさい・・・S&P500の圧倒的強さを・・・・・
しかし先ほどとは異なり、グランビルの法則売りの四番でもしっかり利益がとれそうですね。
買いの二番でも利益を出せるチャートです。
もっともっと長期で見てみましょう。次はS&P500の六カ月です。
強すぎる・・・S&P500・・・・・!
そして安定のグランビルの法則売りの四番と買いの二番で無双できるチャート・・・!!!
11/11の時点で大きく移動平均線から乖離しおり、グランビルの法則四番が該当しますね。
ただこれだけは言わせてください
S&P500の売りはメンタル強者じゃないと心が持たない
S&P500のチャートを見てきた皆様なら分かるはず。そう、S&P500はめちゃくちゃ強い・・・
はっきり言ってグランビルの法則四番のシグナルが出ているからと言って安易に売りで入るのはおススメできません・・・
現金比率を高めるなりするぐらいが丁度いいと思います。
「移動平均線から乖離しているーーー!!!、グランビルの法則売りの四番だーーー!」と9月に売った投資家は11月現在まで2カ月間含み損を抱えているわけです。普通の投資家には売りで二か月間含み損を抱えるメンタルは無いと思います。
まぁそれでも売りたい人は、どうぞ。
貴方のメンタルの強さは、貴方にしか分からないのだから・・・
You’ll never find a rainbow if you’re looking down. ( ̄ー ̄)bグッ!
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